ラウドスピーカー
スピーカーのインピーダンスを確認してください。インピーダンスが8Ωのタイプであれば使用できます。
赤いスピーカー端子はプラス(+)で、黒いスピーカー端子はマイナス(-)です。各スピーカーのコネクタ-で、極性が正しいことを確認してください。極性が間違っていると、低音の効いてない弱くて歪んだ音になることがあります。
裸線接続の使用
スピーカーの接続用ケーブルから外側の絶縁体をはがし、およそ10mm、ワイヤー(銅線)を剥きだしの状態にします。ショートの原因となるおそれがありますので、10mm以上カットしないでください。ワイヤーをしっかりと捻ってまとめ、はみ出ているワイヤがないようにします。スピーカー端子のネジをゆるめ、スピーカーケーブルを挿入し、端子を締めてケーブルをしっかり接続します。
注意:すべての接続において標準的なラウドスピーカーケーブルが使われています。
バナナプラグの利用
このユニットを安全に接続し、ノイズや干渉の原因となりうるワイヤのほつれを防止するためにも、バナナプラグの使用をおすすめします。
ケーブルの外側の絶縁体をむいたら、上記のとおりワイヤをしっかりよってから、バナナプラグに接続します。スピーカー端子からダストキャップを外し、力を入れずにプラグを一番奥まで差し込みます。
注:
- バナナプラグを使用する場合は、スピーカー端子が完全に締め付けられていることを確認してからプラグを差し込んでください。
- スピーカー端子にバナナプラグを差し込む前に、丸い部分を取り外す必要があります。
一般的な接続方法
任意の「ラインレベル」ソース機器をAXR(A1~A3)のオーディオ入力に接続できます。
次の図は、A1アナログ入力と一対のラウドスピーカーを使用した AXR の CD プレーヤーへの基本的な接続を示しています。
次の図は、フォノ入力を介したターンテーブルへの AXR の基本的な接続を示しています。
本機にはフォノプリアンプ(フォノステージ)が内蔵されているため、ターンテーブルにフォノステージがない場合は、レコードプレーヤーを「フォノ」と記されたユニット背面の入力に接続することができます。
ターンテーブルにPhonoステージが内蔵されている場合、または外部バージョンを使用している場合は、「Phono」入力によって不要な歪みが発生する可能性があるため、他のアナログ入力に接続する必要があります。
注意:非フォノソースをフォノ入力に接続しないでください。
サブ出力は、アクティブなサブウーファーのLFE/サブ入力に接続するためのものです。
次の図は、サブウーファーのLFE/Sub入力を介してアンプをアクティブなサブウーファーに接続する方法を示しています。
スピーカーBの接続
アンプの背面には、メインとは別のスピーカー(例:他の部屋に設置されたスピーカー)が一対接続できるように「スピーカーB」出力が用意されています。
フロントパネルならびにリモコンのスピーカーA/Bボタンにより、2対のスピーカーのオン/ オフを切り替えることが可能です。スピーカーAとスピーカーBの切り替え操作について詳しくは、本書の「フロントパネル」または「リモコン」の項をご参照ください。
スピーカーAまたはスピーカーBのいずれか、スピーカーAとスピーカーB両方も選択できます。
注意:2対のスピーカーを使用する際は、それぞれ公称インピーダンスが8Ωのスピーカーを使用してください。
バイワイヤ接続
ラウドスピーカーに端子が2セット用意されている場合は、それらにバイワイヤで接続することが可能です。
バイワイヤにすることで、バスとトレブルの周波数を別個のスピーカーケーブルを通して送ることができるため、よりクリーンで鮮明なサウンドが実現します。
注意:
– このタイプの接続を機能させるためには、ユニットのフロントパネルでスピーカーAとBの両方を選択する必要があります。
– 接続する前に、スピーカー端子のバイワイヤリンクを取り外してください。詳細については、スピーカーのマニュアルを参照してください。