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マスター品質認証(MQA)

 

MQA LED

マスター品質認証(MQA)は洗練された圧縮アルゴリズムを使用したオーディオコーデックで、高品質オーディオストリーミングとファイルのダウンロードを目的としたファイル認証の形式です。これは、視聴者がデジタルオーディオをオリジナルスタジオ品質で受信できるようにします。 

「折り紙」の個性的な技術を使用して、情報はスタジオ録音から得た全ての詳細を得られるよう効率的にパッケージ化されています。MQA デコード機能を持つハードウェアまたはソフトウェア製品は、MQA ファイルを「展開」し、オリジナルのマスター解像度を明らかにすることができます。

このファイルもまた、スタジオ、アーティスト、レコードレーベルによる本当のマスター録音であることを保障するために「認証」されています。

MQAの楽曲は、スタジオ品質を実現するために必要なすべてのデータがファイル自体に隠されている、または「折りたたまれて」リスナーに届けられるのです。つまり、展開するごとにデータが明らかになり、より高画質な再生が可能になるのです。

MQA再生には基本的に4つのバージョンがあります。そして、ご使用のシステムの設定により、各バージョンはそれぞれ別の展開を行い、ファイルに隠された情報をより明らかにします。

非展開

デコードが不要なため、どの機器でも再生可能な生の折りたたみMQAファイルです。これは通常、44.1または48㎑のCD音質よりも良いものとなっています。

MQA コアデコード

これは、最初の展開が実行されるポイントです。MQA Core Decoderは、認証、フルダイナミックレンジのデコード、現在の再生設定とのマッチングを行います。これはソフトウェア(TIDAL、Audirvana、Roon)またはMQAコアデコーダーを含むハードウェアによって実行され、この時点でファイルは88.2または96㎑まで引き上げられます。

ハードウェアレンダリングつきのMQAコアデコード

この再生のメソッドでは、ソフトウェアとハードウェアの組み合わせは、ファイルを更に展開するために使用されます。MQAコアデコーディング上では、ソフトウェアはMQA24ビット/44.1㎑ファイルをデコードし、24ビット/88.2㎑に解凍します。このファイルをハードウェアレンダラーに出力し、24bit/352.8kHzまで拡張します。

フルデコードとMQAレンダラー

フルデコーディングとMQAレンダリングは、は、MQA認証を取得したハードウェアでのみ可能であり、MQAファイルの最適な再生方法です。これは、ハードウェアの中で全てのステージの展開と処理が実行される必要があり、様々なデコードやレンダリングを行う前に、手つかずのMQAファイルを供給します。これは通常、可能な範囲で最高の音質であり、ファイルは最高音質である768㎑まで引き上げられます。

DacMagic 200Mは、MQAテクノロジーを含み、完全なMQAデコーディングをBluetooth以外の全ての入力で実行でき、MQAオーディオファイルを、オリジナルマスターレコードと同じ音質で再生することが出来ます。